カウンセリングについて
問題解決型カウンセリングとは

問題解決型のカウンセリングとは・・・
現在問題となっている、その根本原因をさがして感情に焦点を当て、その問題を解決する「生き方を見直すことに繋がるカウンセリング」です。

たとえば・・・
顔色ばかり気になり、人に気を遣ってしまう。ここをどうにかしたい。
でも、持って生まれた性格だもの、変わるはずがない。

本当に、持って生まれた性格なのでしょうか?

生まれつき気を遣う赤ちゃんって聞いたことがありますか?
そう、生まれたばかりの赤ちゃんは「今ここ」での
ありのままの感情をそのまま表して、周りに伝えています。

その赤ちゃんが、成長するに従って、両親や周りの大人たちとの関わりの中で
いろんな経験を通して、多くは幼少期に、自分が愛されたい人から愛情をもらうためだったり、生きていくために

こういう時は、
こう考え(思考)
こう感じ(感情)
こう行動(反応)しよう

という、生き方のパターンを取り入れる(決める)のです。
このパターンの集まりが「性格」です。

自分で取り入れたパターンなので、自分でしか変えることができません。つまり、変えられるのは自分だけ。相手は変えられないのです。

何か問題が起きたとき「あの人が変わってくれたら」と、相手が変わることを望むより自分が変わる方に目を向けることが、自分を楽にすることにつながっていきます。

「顔色が気になる」「気を遣う」ことが現在の問題であれば
「顔色を見ながら気を遣う」と取り入れた頃の小さな自分と向き合い、
取り入れた原因や、本当はどうしたかったのか(どうして欲しかったのか)に気づき、このとき抑えた感情を消化し、このパターンを変えることが問題解決につながります。

「やる気が出ない」のにも「イライラが続く」のにも、必ず原因があります。
この原因を一緒に探し、パターンを変えるお手伝いをすることが、
カウンセラーの役割なのです。